ここは跡地です
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はしたない、という概念
鹿児島で入った店で、娘(7)はオレに訊いてきた。「鹿児島って発音が違うとぉ?」

職場で受けさせられたマナー講習でのこと。マナーの先生はそれぞれに県を割り当てられて担当する人のこと。では、一番人気のある県はどこでしょう?という設問があった。九州で、というくくりが付くとすぐにわかった。
鹿児島以外ではありえない。
講師が言うには、高校生は学校の廊下で客を見つけると立ち止まって直立らしい。うだるような暑さの中、下敷きであおいでた生徒も、見られていることがわかるとピタっとやめて、見られている間には絶対にあおがない、とか。

で、最初に戻って、オレたちがその日入った店というのはラーメン屋だ。夜の水族館に行っていたので、繁華街にある本店は既に閉まっていた。支店はまだ開いているとのことだったので、そっちに行った。支店は飲み屋街の雑居ビルの中にあった。入ったときには客はオレたちだけだったが、注文して待っている間にスーツ姿の若い子たちが入ってきた。テーブルひとつ挟んで漏れ聞こえる会話に、授業がどうだとか、ゼミがどうだとか聞こえたので大学生なんだろうと思う。
ラーメンはうまかった。でも、それはどうでもいい。支払いを終わって店を出るとき、学生さんたちが一斉にタバコに火を付けているのが目に入った。
多分、オレ達がいるから遠慮してくれてたんだろうと思う。普通に考えたら、晩飯には既に遅い時間に、飲み屋街で、子供を連れて飯食ってるオレの方が非常識なんだし、離れたテーブルに座ってるんだから、気にしなくはないけど文句は言わない。年長者であるオレに気を使ってくれたのか、子供に対してなのかはわからないが、4人が4人とも、申し合わせたわけでもなくそうできるということは、彼らには、それが普通なんだろうなと思った。
よそでは考えられない。彼らのアクセントが、かたくなに他に染まらないように(だって、テレビは当然標準語で話すのに)、彼らの行動規範もなかなか他所に染まらない。

オレには娘に望むことがひとつだけあって、それは「はしたない」って概念を理解して、そうならないように努めて欲しいことだ。昔、女の子を叱る言葉って、「はしたない」だったと思う。今、そんな言葉を使う人はいない。パンツ丸見えのお年頃の女の子が、電車の床に座り込んで携帯見ながら飯食ってるような時代だからな。
もちろん、オレが望んでるだけで、オレが「はしたない」ことをしないように教育できてるわけではない。「***じゃ、ねーよ」が持ちネタの女漫才師が大好きだから、当然、そのように話す。息子(10)とケンカすると、兄ちゃんより汚い言葉で罵る。オレの希望を叶えるのは、絶対に無理だと思う。ただ、生ごみのように床に座り込むようなレベルまで行かないように努力はしたいと思う。
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