ここは跡地です
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適当に
入ってすぐ思い出した。3週間前に別の客人を連れてきたときに、もうこの店には来ないことに決めたのだった。
お土産ラーメンとか売り出したら、終わってるでしょ。しかし、店に入ってしまったからには、もう遅い。だいたい、自分で連れて来ておいて、ツレに「ごめん、この店にはもう来ないつもりだった」とか言えないし。
今日は座った席から厨房がよく見えた。釜に麺をゆでる金網のザルがいくつも入れてある。やっぱ、だめだ。思った通りだ。一般的にはラーメン屋で麺を一人前ずつザルに分けてから茹でるのは、よく見る光景だろう。だけど博多ラーメンで、これをやる店は大概うまくない。ここんちは有名店になって会社組織になっているから、誰でも作れるようにするのは企業としては間違っていない。だけど、客としては熟練した職人の作るラーメンを食べたいもんだ。
オレが考える博多ラーメンのキーワードは「適当」だ。あんまり力入っていない。学生の頃、屋台でラーメン食べていると、屋台の大将に聞かれたことがある。「兄ちゃん、ラーメンうまいね?」、「うん、うまいよ」、「そーね、今日は、うまかね。なら、オレも喰うてんどうかね」。大将は、自分で作ったラーメンがまずいときがあるのを知っていた。
博多ラーメンは釜に直接、麺を放り込むのが普通だ。人数分放り込んで、1人前ずつ、すくい上げる。適当に。これができないと一人前ではない。一人前ずつ切り分けて茹でる店がおいしくないことの根拠だ。そのかわり、一般的な博多ラーメン屋は多人数分を一遍に作ろうとするとき、どうしても美味しくない。茹で上がりに差ができるので。だけど、多分、博多の人は、そんなこと当然だと思ってるような気がする。だって、所詮、ラーメンだから。美味しいときもあれば、美味しくないときもある。適当だもん。
ばんばん雑誌に取り上げられるような有名店は、それが許されないんだろうな。有名になったら、本当に適当にしか作らなくなった店も幾つも知ってるけど。
ここんちは、相場に比べるとかなり割高な料金を取る。そのくせ、ゴマも入っていない。ゴマが入っていない博多ラーメンなんか、あるか?

というわけで、こんなことを今更言うのも失礼な話であることは重々承知した上で、今後忘れることがないようココに書いておく。確かに、ここんちのようなギトギトしたラーメンは他所では食べられないけど、ギトギトだけが博多ラーメンではない。
次は、ちゃんと美味しいところに連れて行くからね。

080908
コメント
この記事へのコメント
突然の連絡にもかかわらずお付き合いいただき、ありがとうございました。博多ラーメン初心者には満足でしたよ。
2008/09/09(火) 23:43:52 | URL | sy #-[ 編集]
そういっていただけると何よりです。が、私の方は次のラーメンが食べたくてたまりません。次は、いつでしょう?
2008/09/10(水) 22:27:43 | URL | mi #-[ 編集]
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