ここは跡地です
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気持ちで投げる、のか。
昔、テレ朝でNANDA!?という番組をやってた。
「抑え」の回のゲストは、当時のパ・リーグを代表するクローザー、コバマサと豊田だった。今、2人とも巨人にいるのはNANDAかなって感じがするが、それはどうでもいい。
番組の中で抑えに失敗した豊田が、ベンチ脇の看板をずっと叩いてる映像が紹介された。「小林さんもああいうこと有ります?」「いえ、僕はないです。打たれたら、『あ、失敗した。どーもー、お疲れ様でしたー』って言って帰ります。」
本当に言葉通りだったかは、わからない。西武と、あの頃のロッテという所属チームの違いもあったかも知れない。だけど、このコバマサの態度には大変感心した。確かに打たれたことを必要以上に気にしてたら、明日もマウンドに上がることはできないだろう。これくらいの気持ちじゃないと、あの記録は残せなかったんじゃないかって気がする。
ところで、先々週7失点した神内が扇風機とベンチを壊して話題になった。オレとしては、あんまり関心できる態度とは思えなかった。結局八つ当たりしてるわけでしょ。ベンチに当たらないで、試合で結果出せよ。仕事なんだから。
しかし、神内のこの行為に肯定的な意見が散見されたのには驚いた。曰く、これくらいの気概がないと駄目だ、みたいな。本当にそうだろうか。神内は、次の試合も翌週の試合も打たれたのだけど。ファンだから、どうしても杉内のときと比べてしまう(ブルガリア!ブルガリア!)。どう考えたって、神内は杉内にはなれない。気持ちだけではどうにもならない。
と、思っていた。
先週、木曜日の試合。
甲藤は、2死満塁でマウンドに上がった。そして、初球。押し出しのデッドボール。次の打者は、カウント、ノー・スリーにして、4球目。打者は1塁へ向けて歩き出す。球場全体が悲鳴と溜息の混じった「あーーあ」に包まれる。ややあって、球審の手が上がる。ストライク。
この瞬間に、ハッキリと甲藤のスイッチが入ったのがわかった。前々日3失点した投手に期待していないファンの、あまりに期待通りの結果となった連続押し出しに対する「あーーあ」の罵声に対して、あるいは、ストライクならさっさとコールしろよの審判に対して、気持ちをあらわにした。絶対、抑えてやる。オレは絶対打たれない。そんな心情が体中からあふれ出していた。
甲藤は、その後、7球ストレートを投げ込んで、外野フライに打ち取った。
次の回も、3社凡退に。日曜日は1失点したが、今日はリードの場面での登板でキャリア初ホールド。
投手は気持ちで投げるのだ。いい投手はマウンドで吠える。マウンド降りてから吠えるのとは、やっぱり違う。
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