ここは跡地です
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技術
若いころは限られた小数の人間が新しい地平を切り開いていくんだろうと思っていた。ギブスンの小説でいうところの、たんまり最先端<エッジ>を持っているような人が。オレは、まだそんな人に会ったことがない。オレが見ている世界は、どこかの天才が切り開いた道を後から後からやってくる大量の人たちに踏み均された平坦な景色だけだ。
「昔は風洞やって、3%数字が良くなれば、ハイタッチして、よし、ビールを飲みに行こうとなったもんだ。ところが、エンジニアの連中がやってきてからは様子が変わった。奴らは1日中風洞を回し、0.03%の向上を追い求めている。」 昔読んだゴードン・マーレーのインタビューの中で、彼がそんな風に言ってたと思う。ネットを探したら出てくるかと思ったら、別のインタビューで800日風洞やって1秒短縮なら家で寝てたほうが良いと言ってるらしいので、そんなには違いないと思う。
ゴードン・マーレーが天才かどうかはわからない。彼のアイデアには、エーッ!!なのも多い。3%の向上を目指すには、アウトスタンディングな何かが要るんだと思う。そして、それが人をワクワクさせる。
交代制でやって来て、朝っぱらからプリン喰いながらフィレットのRは3mmから25mmのどれが最適か?なんかやってる連中が技術競争なら、そんなつまらないものはないと思う。天才が先鞭をつけた後にワーッとやって来て人員と金にものを言わせてテストを繰り返し、いや、R17のときの方がいいですってやるのが技術的な解決手段だ。ArtとTechnorogy。マーレーの仕事とエンジニアの仕事は、日本語では同じかも知れないが、英語では違う単語で表される。
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